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CHIRALITY

chirality(掌性) 左右の手のように、形は似ているが重ならない性質。

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saint 

芝浦屠場見学。

これはどこまで書けばいいのか迷いますね。
まず感想を言いますと、行って良かった。本当に。
12月にあった前提講義も良かったけど、
話を聞くだけじゃわからない見えないものが沢山ありました。

牛と豚の屠殺。
生きた動物を殺して、血を抜いて、皮を剥いで、内蔵を取って、半分にする。
簡単に言うとその過程を全て見せていただきました。

残虐だとか言わないでください思わないでください
屠殺は少しも残虐なことじゃない
人間は肉を食べるんだから当たり前です

屠場で働く彼らを差別する人がいます
就職できなかったり結婚できなかったり
酷いことを書いた手紙を送りつけられたり
インターネットに誹謗中傷の書き込みをされたりしています
これらは実際に今、起きていることであって
昔のことではありません

屠場の職員の皆さんは素敵な方ばかりでした
彼らは職人です
自分の仕事に誇りを持ち、日々向上心を持って励んでいます

前提講義の時に、見学では職員の顔を見て欲しいと言われました
仕事は楽しいと言っていたけど笑顔ではありませんでした
その表情が、彼らが真剣であることを示しているのだとわかりました
これは実際に屠場の空気に触れてわかったことです

実際に屠場に送りつけられてきた手紙を見ました
酷い言葉を使って屠場の方々を罵倒していました
何故そんなことをしてしまうのか私には理解できません

映画や小説の残虐なシーンの描写として屠場が挙げられることもあります
異常な状態、場所の例
残酷さ、怖さの象徴
虐殺の場面に「まるで屠殺場に行くように」と書かれたりします
これらも差別が生む間違ったイメージの影響であると知りました

そして私はどうしても
人間に食べられる為だけに生まれる動物たちのこととか
殺す人間と殺される牛や豚の違いのこととか
考えてしまいます
それは決して悲しみではないし哀れみでもないけど
もしかしたらこの思考も屠場の方々を傷つけることになるかもしれない

この思考をどうするか
その決着の付け方の如何に今日の見学の意味があると思います

***


明日は何も無いです。
いつも通り。



また、あした。



先程はつい勢いで「稚拙な文章で」などと書いてしまいましたが
よく考えたら手紙を書いた人物については幾つかの推測ができます

1、薬物乱用者で、きちんとした文章が書けなくなっている場合
(笑い声なども文章化されていた)
2、素性を隠すため、わざと文章を乱れさせている場合
(犯人探しを促すような言葉があった)
3、間違った教育を受けた子供が書いた場合
(文章中に平仮名が多かった)
4、屠殺または食豚をタブーとする宗教の信者が書いた場合
(特に豚の屠殺について言及していた)

4の場合は問題が更に複雑化しますね
宗教が絡んでくると根本的な善悪の基準が揺らぎますから
しかもこれはかなり有力な説だと思います
外国人の方だったら日本語が覚束ないのも頷ける

屠場における差別の原因は江戸期の身分制度にあると言っていましたが
私は、それだけではないと思っています

屠殺が動物の命を扱う仕事である以上
身分差別が無くても必然的に起こってきてしまうのではないかと

仕方無い、と言っているのではありません
例えば豚を殺すことをタブーとする宗教では
殺した人の身分が低かろうが高かろうが
その人は掟破りであり犯罪者であり
人々の非難の的となるからです

仕方無いことなんてない
差別はされてはならない
正しいことってどういうこと?
国も宗教も超えた真実はどこにある?

答えはまだ出ていない
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Posted on 2012/02/29 Wed. 21:36 [edit]

category: ダイアリー 10/03/19

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29

コメント

 

屠場で働く人たちに差別的な視線を送ってしまうのは無理もないことだろうし、部落差別等の撤廃を目指す運動が公になってからまだ100年もたっていないので、そう簡単に差別意識を取り除くことはできないと思います。
もし「差別はよくない」という教育を受けていなかったとして、屠殺現場を見たら、淡々と屠殺する人たちを見て異常な人たちだと思わない方が難しいのではないでしょうか。

話が飛ぶけど、Cathyにはこの問題をアートで大衆に訴えるチャンスがあると思います。美大生の特権かどうかは分からないけど、少なくとも普通の人たちにはできないことです。考え抜いたものを是非表現してみてください。


ほんと、春休みが長くていいなあ…
つくばでは今日から期末テストが始まります(´Д`)

URL | Impulse610 #6rMzP.b. | 2012/03/01 04:49 | edit

 

屠場見学お疲れ様です(´Д`)

書きたいことがあるんだけど、どういうわけか「不正な投稿」扱いされて投稿できません!

URL | Impulse610 #6rMzP.b. | 2012/03/01 07:17 | edit

 

職員さんを差別するなんてひどいね!
やり方も小学生のいじめか!って感じがする。

過程をみたら私は倒れそう。
だけど、誰かがやってくれないと、私たちは肉を食べる事ができない。差別する人だって肉を食べてるじゃん。いや、全く食べない人もいるかもしれないけど、だからってその差別の仕方、ていうか考え方自体ありえてほしくない。
私は、職員さんは尊敬に値すると思うな。

人間に食べられる動物は、幻の命なんだね。

URL | はるはる #4A7Va5Jg | 2012/03/01 11:21 | edit

 

>Impulse610様
私は屠殺行為が「一般的に見て」異常であるという考え方自体に疑問があります。
でも実際にはそう感じる人が多いのが現実で、
恐らくその人たちはそれが差別に繋がっているのだと自覚していないのだと思います。
屠場の方々を異常だと思ってしまうことが仕方ないのではなく
この世界が人々にそう思わせてしまっているという逃れられない現実が存在している、というか。

そうだね、関野さんがM美でこれをやっているのもそういう意味でなんじゃないかと。
今の時点ではどうしたらいいか想像もつかないし、まだ私には知らないことが沢山あるけど
表現して伝えることを最終目標として思考を続けていこうと思ってます。

あと1ヶ月ー…忙しい。
そっか、これからテストか!がんばって!!

>はるはる様
追記に書き足したんだけど、よく考えたら単純に手紙を送った人を責めるわけにはいかないのかなぁって。

苦手な人がいるのは仕方ないよね…
今回はみんな大丈夫だったし理解ある人たちだったと思うんだけど、
前にお坊さんを対象にやった時はその人が寺に帰って屠場非難をしたらしい。
現場を見て、話を聞いて、差別はやめてって言ってもそんなだから難しいよね。

尊敬に値するし、格好良い人たちだと思った。
本当に素敵な場所だった。

URL | Cathy #- | 2012/03/01 22:10 | edit

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